カーゴ取扱装置

专利摘要:
カーゴ格納及び輸送車両用貨物取扱装置は、カーゴプラットフォームが上位置にある時カーゴエンクロージャフロアの一部と連続する可動カーゴプラットフォームを含む。カーゴはトレーラーフロアとカーゴプラットフォームとの間をスライドしてもよい。垂直アクチュエータは上位置と地上又は他の支持表面上の下位置との間でカーゴプラットフォームを昇降し、カーゴはカーゴプラットフォームと地上又は他の位置との間をスライドしてもよい。カーゴプラットフォームは昇降中、カーゴモジュールのフロアの平面周囲内に実質的に配置される。モジュラーシステムは、カーゴエンクロージャに一体化しても、従来技術のカーゴボックスに付加するためのモジュラーエンクロージャに組み込んでもよい。
公开号:JP2011515259A
申请号:JP2010531114
申请日:2008-09-30
公开日:2011-05-19
发明作者:ネスポー，ロナルド，アール．
申请人:ネスポー，ロナルド，アール．；
IPC主号:B60P1-46

专利说明:

[0001] 本出願は、米国特許商標局に２００７年１０月３１日に提出された米国出願第１１／９８１，３４５号の優先権を主張し、ここにその全体を参照によって組み込むものとする。もしその全体の参照による組み込みを行わない国内官庁があっても、少なくとも本出願に直接含まれる追加的主題は、参照によってここに組み込まれる。]
[0002] 本発明の分野は、カーゴトラックのシャーシに搭載されるエンクロージャに対してカーゴを昇降するリフトを備えるデリバリートラックに関する。]
背景技術

[0003] 折り畳むことによって又はトラックの後部から実際に外方及び下方に延出することによってトラックの後部から離れるように延出するリフトが公知である。これらのリフトは、トラック背後のスペースが限られている場合には使用できず、トラックにとってかさばる付加物であり、カーゴ領域のエンクロージャ内にリフトコンポーネントを収めている間は更なるフロアスペースを提供しない。]
[0004] 典型的には、カーゴを運搬するためのトレーラー及びトレーラー又はエンクロージャを備える車両は、トレーラー内且つトレーラーフロア上のカーゴを運搬するように設計されている。そのような設計の一つは、下方に揺動し、トレーラーフロアの端部から後方に延出する垂直可動リフトゲートを含むデリバリートラックに見られる。カーゴは、後部リフトゲートに積載され或いはそこから降ろされ、またカーゴの引き取り又は引き渡しのために上昇或いは下降させられる。しかしながら、悪天候では、オペレータ及びカーゴは、トレーラーの範囲外にいることで、雨又は雪に晒される可能性がある。更に、カーゴをトレーラーから積み降ろすためのリフトゲートの長さ及び追加スペースを確保するために、トレーラー背後の余裕が必要である。]
[0005] 上記のデリバリートラックのこの制限的側面にある程度対処する多くの従来技術システムが開発されている。Ｒａｔｌｉｆｆに対して１９８０年１２月２日に発行された米国特許第４，２３６，７４７号は、貨物の中規模ルート輸送用輸送車両を開示している。その汎用的設計によって、各カーゴ区画における中央パーティションの着脱機能及びフロアの位置の調節機能が可能となる。地表高さでサイドから積載する又はドック高さで後ろから積載するための設計間で転換可能なデリバリートラックの本体又はトレーラーが、Ｄａｙに対する米国特許第４，６５９，１３２号に開示されている。]
[0006] Ｐｒｉｃｅは、米国特許第５，０９２，７２１号に、内部にリフトを備えるダブルドロップトレーラーを教示している。第１のリフトは、一方が他方に強固に相互接続された上部及び下部プラットフォームからなり、第２のリフトは、後部に位置する。]
[0007] Ｇｒｅｅｎｌａｗ等に対する３つの米国特許第５，９１５，９１３号、第６，３２８，５２５号及び第６，４７４，４４６号は、多段格納及びエレベータアセンブリを備えるデリバリー車両を教示している。米国特許第６，３２８，５２５号では、実質的に連続したサイドアクセスドアによって、カーゴの最下段へ完全に外部からアクセス出来、また、米国特許第５，９１５，９１３号は、多段格納のためのエレベータアセンブリを教示している。米国特許第６，４７４，４４６号は、側壁及びフロアの構造的要件を減少するフレーミング（ｆｒａｍｉｎｇ）システムを教示しており、多数のサイドアクセス開口及びフロア厚さの減少を可能にし、舗道からのより容易なアクセスを可能にする。]
[0008] Ｄｉｂｄｉｎに対して近年発行された米国特許第７，１１４，９０５号は、トレーラーにおける格納スペースの使用を最適化する方法及び装置を教示している。この装置は、貨物の積載を容易にするためにトレーラーのフロアに対して移動可能なプラットフォームを有するトレーラー用積載装置を提供する。]
[0009] Ａｄａｍｓに対する公開出願第２００３／０１４７７３４号は、トレーラーの全エリアに対するアクセスの高さが改善出来る車両又は鉄道のトレーラー用貨物取扱システムを開示している。]
発明が解決しようとする課題

[0010] 公知のリフトのいずれもトレーラーエンクロージャの範囲内で垂直に移動可能なカーゴを提供していない。公知のシステムの大部分が、トレーラーの後方に追加スペースを必要とする。加えて、可動のサイドからカーゴを受取るリフトは、カーゴを運搬するためのフロアスペースとして使用されることが出来る。]
課題を解決するための手段

[0011] カーゴ格納及び輸送トレーラー用貨物取扱装置は、カーゴプラットフォームが上位置にある場合トレーラーフロアと連続可能なトレーラーフロアの分離部を形成する可動カーゴプラットフォームモジュールを含み、カーゴは、トレーラーフロアとカーゴプラットフォームとの間をスライドさせても、目的地へのカーゴの輸送中プラットフォーム上に留まっていてもよい。カーゴプラットフォームに装着された垂直アクチュエータは、上位置と、地上又は他の車両の支持表面又は積み降ろしドック上の下位置との間で、カーゴプラットフォームを昇降する。カーゴは、カーゴプラットフォームと地上又は他の表面との間で上昇されることなく、スライド又はロールしてプラットフォームから離れることが出来る。カーゴプラットフォームは、昇降中トレーラーのフロアの平面周囲内に実質的に位置決めされ、公知のリフトでは不可能な狭い範囲でカーゴが積み降ろされることを可能にする。]
[0012] カーゴ取扱装置は、トラックの従来のデリバリートレーラーに組み込まれてもよく、トレーラーの範囲内でカーゴを昇降する。一例では、プラットフォームは、トラックにモジュール結合可能なモジュールの周囲に制限される。一例では、モジュラーリフトは、リフトがトラックのシャーシを通過出来るようにしたトラックの側面から延出する。]
[0013] 一例では、エンクロージャの後部に一体化されたリフト機構と昇降可能な一体化横断部材によって、後方衝突保護部が提供される。一利益として、貨物取扱装置は、トレーラーフロアのフロアに形成された後部開口内であって且つトレーラーの平面輪郭内（例えば、被包囲領域の周囲）に位置決めされた垂直可動カーゴプラットフォームを展開して上昇することによって、背後又は車両のトレーラーの後部に対する追加作業スペースが不要になる。]
[0014] 一例では、カーゴプラットフォームがトレーラーのフレーム外で垂直に移動するのに十分な間隔だけトレーラーの側面から横方向に延出する貨物取扱装置は、貨物取扱装置モジュールの周囲内で昇降する。]
[0015] 一例では、リフトモジュールは、請求項１に詳述された特徴を有する。更なる例では、本発明のリフトモジュール及びカーゴトラックは、ここに添付の請求項２〜１６に詳述された特徴を有してもよい。]
図面の簡単な説明

[0016] 車両のトレーラーアセンブリに組み込まれる本発明の２つの実施形態を示す車両の斜視図である。
図１の側面切欠図である。
図１の平面図である。
本発明が展開された両実施形態を示す図１の他の図である。
図４の切欠側面図である。
図４の切欠平面図である。
図１の分解斜視図である。
本発明の２つの追加実施形態の部分分解斜視図である。
アクチュエータ及びアンダーライド防止部の一例の詳細図である。] 図１ 図４
[0017] 図面には例が示され、ここにおいて記述される。ここで開示される実施形態及び図面は限定というよりもむしろ実例であると見なされるべきことを意図している。]
実施例

[0018] 図面を参照すると、他の従来のデリバリー車両１０が示されており、トレーラーアセンブリ１２及びトラック１４を含む。トレーラーアセンブリ１２は、トレーラーフロア２８上にエンクロージャを画定し、且つトラックの不可分な一部として形成可能な長手方向延出フレーム２６を有するトレーラー本体１６を含む。]
[0019] 一体化リフトプラットフォーム１８、２４の２つの例を図解する。これらの例は、１つのトレーラー１２に結合されてもよく、また別々に使用されてもよい。一例では、垂直可動カーゴプラットフォーム３０は矩形であるが、どのような好都合の形又は大きさでもよく、例えば、後方先端の縁に沿う先が細くなった縁又は斜面３２を有してもよい。本例は、プラットフォーム３０の各後方の角に強固に接続される、又はプラットフォームが上昇した場合少なくともエンクロージャ内に存在する直立フレーム部材３６及び３８を含む。各々は、垂直アクチュエータ４０及び４２の２つの細長い直立チャネル４０ａ及び４２ａの内の一方の中にそれぞれ上方係合される。これらのアクチュエータ４０及び４２は、トレーラー１６のエンクロージャの内表面に又はトレーラー１６のエンクロージャ内の直立方向の中間支持部に対して強固に装着又は接着されてもよい。]
[0020] トレーラーフロア２８は、トレーラーフロア２８の先端後方部に形成可能な開口３４を含む。その開口は、プラットフォーム３０と一致してプラットフォーム３０を受容し、プラットフォーム３０が上位置にある時、プラットフォーム３０の最上面はトレーラーフロア２８と連続して一体となり、トレーラー１６内のカーゴは、例えば、持ち上げたり或いは車輪付カートやハンドトラックを使用したりする必要が無く、プラットフォーム３０に対してスライド可能である。]
[0021] 図４及び７の開放位置及び図１の閉鎖位置に示されるオーバーヘッドドア２２は、カーゴ取扱装置１８の全コンポーネントを含むトレーラー１６を完全に閉鎖してもよい。悪天候の間は、可動ドア２２を閉鎖したまま装置１８にカーゴを積載し、アクチュエータ４０及び４２によって地上又は他の車両支持表面上で静止する下位置まで装置１８を下方移動させてもよく、この移動は図４及び５に図解するように矢印Ａの方向である。ドア２２は、プラットフォーム３０からカーゴを取り去るのに十分な間隔だけ開放されてもよい。非常に注目すべきは、図３及び６の平面図に最良に見られるように、トレーラー１６へのカーゴの積み込み及びそれからのカーゴの降ろしをするのに必要な後方スペースの量は、公知のリフトと比べて減少されることである。] 図１ 図３ 図４
[0022] 一例では、アンダーライド機構６４は、例えば、細長チャネル４０ｂ及び４２ｂによって移動可能に結合された離間した直立フレーム部材６６及び６８を含む。トレーラー１６後方の高さ及び位置によって、車両１０との追突事故時にトラックの真下に他の車両が滑り込むことが防止される。一例では、図９を参照すると詳細に開示されているように、プラットフォーム３０を下降した時、アクチュエータ４０及び４２によって、プラットフォーム３０と係合してアンダーライド部材６４を下方に展開させてもよい。] 図９
[0023] サイド積載リフト２４の一例は、モジュールフロア５２、直立背部パネル６２、２つの垂直アクチュエータ５４及び５６、及び上部保護パネル６０を有する可動カーゴ受取モジュール２４の更なる特徴を含む。モジュール２４は、モジュールフロア４４を備え、モジュールフロア４４は、上位置において、モジュールフロアの切欠５０に適合し、モジュールプラットフォーム４４はモジュールフロア５２と連続して一体となる。]
[0024] このカーゴモジュール２４を展開するため、トレーラー１６内に接続されたパワーレール（ｔｒａｃｋ）７０は、一例において、略トレーラーフロア高さにおいて横方向に配向されている。パワーレール７０は、図６に最良に見られるように、矢印Ｂの方向に外方にモジュール２４を移動させる。モジュールプラットフォーム４４がフレーム２６を通過すると、モジュールプラットフォーム４４が地上等に静止するまで、モジュールプラットフォーム４４はアクチュエータ５４、５６によって矢印Ｃの方向に下降される。モジュール２４は、トレーラーの長さに沿ってどこにでも、また利便性や特別な運搬ニーズに対して両側に設置されてもよいので、トレーラー１６に対するカーゴの積み降ろしが容易になる。] 図６
[0025] 図８を参照すると、カーゴトラック８０は、１つ以上のモジュラーリフト１８、２４を含む。モジュラーリフト１８、２４は、内蔵型の取扱追加モジュール８６及び８２内に設置されてもよい。各リフト１８及び２４の動作は前述の通りである。このモジュール性は、あらゆるカーゴトラックに使用可能である。冷凍・冷蔵カーゴスペースにとっては、積み降ろしの際にカーゴエンクロージャから逃げる冷気の量を減少するインターロックやカーテンが有効である。] 図８
[0026] 多くの模範的側面及び実施形態を上記に検討したが、当業者は、請求されているような本発明の範囲内に含まれる幾つかの変形、分離及び追加及びそれらのサブコンビネーションに気付くと思われる。]
[0027] 図７〜９に図解されるような例では、後方衝突保護部は、リフト機構に一体化される。例えば、横断部材６４は、格納式部材６６、６８によって、昇降可能なプラットフォーム３０に結合される。両格納式部材６６、６８及びプラットフォーム３０は、支持部材４０、４２によってトラック１０のカーゴエンクロージャ１２、８４に搭載されてもよい。各支持部材４０、４２は、閉鎖チャネル４０ａ、４０ｂ、４２ａ、４２ｂを含んでもよい。閉鎖チャネルは、例えば図７の分解図に概略的に図解されており、図９において更に詳細に図解されている。一方の支持部材４０の２つの閉鎖チャネル４０ａ、４０ｂの詳細図は、格納式部材６６を横断部材６４に結合するバネ付勢結合部材６７を示す。上方向及び／又は下方向への格納式部材６６の移動の最大範囲を制限するために１つ以上の制限装置６９が装備されてもよい。リフトプラットフォーム３０は下方に移動するので、横断部材６４は、プラットフォームが横断部材６４に到達するまで静止したままでもよい。次に、プラットフォーム３０及び横断部材６４は、共に下方へ移動し続ける。プラットフォーム３０を上昇させるにつれて、格納式部材６６が制限装置６９に到達するまで、例えば、後方衝突保護部を提供する高さに横断部材６４を位置決めするまで、横断部材６４も上昇させてよい。] 図７ 図８ 図９
[0028] １０：カーゴ格納及び輸送車両
１２：トレーラーアセンブリ
１４：トラック
１６：トレーラー本体
１８：カーゴ（貨物）取扱装置／リフト
２０：トレーラー車輪
２２：後部ドア
２４：カーゴ取扱装置／リフト／受取モジュール
２６：長手方向トレーラーフレーム
２８：トレーラーフロア
３０：可動カーゴプラットフォーム
３２：斜面
３４：フロア切欠
３６：直立フレーム部材
３８：直立フレーム部材
４０：垂直アクチュエータ
４０ａ、４０ｂ：直立チャネル
４２：垂直アクチュエータ
４２ａ、４０ｂ：直立チャネル
４４：モジュール可動カーゴプラットフォーム
４６：直立フレーム
４８：直立フレーム
５０：モジュールフロア切欠
５２：モジュールフロア
５４：垂直アクチュエータ
５６：垂直アクチュエータ
５８：サイドドア
６０：モジュール上部パネル
６２：モジュール背部パネル
６４：アンダーライド部材
６６：直立フレーム
６８：直立フレーム
７０：レール
７２：レール
８０：カーゴ格納及び輸送車両
８２：前部カーゴ取扱追加モジュール
８４：中間トレーラーセクション
８６：後部カーゴ取扱追加モジュール
８８：トレーラーフロア
９０／９２：線形アクチュエータ]

权利要求:

請求項1
カーゴフロアを有するカーゴトラックと共に使用するためのリフトモジュールであって、エンクロージャモジュールと、前記エンクロージャモジュールに結合され、前記エンクロージャモジュールの周囲内のみの上下移動に制限された可動カーゴプラットフォームと、前記エンクロージャモジュールを前記可動カーゴプラットフォームに結合し、前記可動カーゴプラットフォームがカーゴトラックのカーゴフロアの位置高さに上昇される時前記エンクロージャモジュール内に全体的に包含される線形アクチュエータと、を備えるリフトモジュール。
請求項2
前記線形アクチュエータはスクリュを備える、請求項１のリフトモジュール。
請求項3
前記線形アクチュエータはラックアンドピニオンを備える、請求項１のリフトモジュール。
請求項4
前記線形アクチュエータは油圧アクチュエータである、請求項１のリフトモジュール。
請求項5
前記線形アクチュエータは電気機械装置である、請求項１のリフトモジュール。
請求項6
前記可動カーゴプラットフォームに移動可能に結合されたアンダーライド部材を更に備え、前記可動カーゴプラットフォームが下降される時、前記アンダーライド部材は、前記可動カーゴプラットフォームに係合された時に下方に移動する、請求項１のリフトモジュール。
請求項7
前記アンダーライド部材に結合された付勢機構を更に備え、前記カーゴプラットフォームが上昇される時、前記付勢機構によって前記アンダーライド部材が上昇される、請求項６のリフトモジュール。
請求項8
前記エンクロージャモジュールはトラックの側面から延出可能な一部を有し、前記エンクロージャモジュールの前記一部がトラックの側面から延出する時前記エンクロージャモジュールの周囲内で前記カーゴプラットフォームが昇降される、請求項１のリフトモジュール。
請求項9
前記エンクロージャモジュールはトラックの側面から延出可能ではない、請求項１のリフトモジュール。
請求項10
前記可動カーゴプラットフォームは前記エンクロージャモジュールの底部開口と実質的に同一の形状である、請求項９に記載のリフトモジュール。
請求項11
前記エンクロージャモジュールは前記エンクロージャモジュールと前記カーゴトラックのカーゴボックスとを分離するカーテンを含む、請求項１に記載のリフトモジュール。
請求項12
前記カーテンはカーゴトラックのカーゴボックスの上部又は前記エンクロージャモジュールの上部付近の一端部に支持されたポリマーストリップからなる、請求項１１に記載のリフトモジュール。
請求項13
カーゴトラックのシャーシによって支持されたカーゴボックスに結合された、請求項１乃至１２のいずれかに記載のリフトモジュールを備えるカーゴトラック。
請求項14
前記リフトモジュールが前記カーゴボックスに一体化された、請求項１３に記載のカーゴトラック。
請求項15
複数の前記リフトモジュールを備える、請求項１３又は１４に記載のカーゴトラック。
請求項16
前記リフトモジュールが前記カーゴボックスにモジュール装着された、請求項１３に記載のカーゴトラック。